室外機排熱解析
- 建築
- 屋外解析
室外機から排熱された熱い空気が、再び室外機に吸い込まれてしまう(ショートサーキットを起こす)と空調機故障の原因となります。今回はこれらの課題を解決するため、室外機近傍の気流・温度の様子を検討します。
解析概要
目的
ビルの屋上に複数台室外機設置を検討しているが、現状の配置でショートサーキットを起こさないか、周囲の建物の影響も含め検討したい。
ケーススタディ
卓越風向で【風の弱いとき】【風の強いとき】それぞれでの室外機近傍の温度分布を確認する。
風の弱いとき
0.5m/s @ 地上高さ1m
風の強いとき
5.0m/s @ 地上高さ1m
解析モデル(概形)
- ●建物概形
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領域大きさ 148 x 177 x 90 [m3] 建物大きさ 30 x 15 x 31 [m3] ※簡易計算のため、解析領域は狭めにとっています。
- ●建物屋上
解析モデル
- ●室外機(8機)
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大きさ 0.8 x 1.3 x 1.6 [m3] 流量 150 [m3/min] 能力設定 以下の吸込温度に対する吹出温度を設定する 吸込温度 35℃ 40℃ 43℃ 48℃ 51℃ 吹出温度 43℃ 48℃ 52℃ 55℃ 56℃ 吸込温度が43℃以下の時に正常運転できるものとする。
- ●解析条件
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外気風速設定 ①0.5 m/s ②5.0 m/s (基準高さ: 1m) 外気温度 35 ℃ メッシュ数 1,126,244 メッシュ 計算方法 定常解析+非定常解析(2秒刻み5分間)
⇒定常解析で求められた流れ場をもとに、非定常解析を行う
果たしてFlowDesignerの解析結果は…?!
風の強さが変化したとき、室外機はショートサーキットを起こさないか?周囲建物を影響はあるのか?各室外機の吸込温度に注目して結果をまとめました。
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