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ホーム > 熱設計トレーニング > 【基礎編】2.1 自然対流熱伝達(1)垂直平板 - 理論式

基礎編2. 対流2.1 自然対流熱伝達(1)垂直平板

理論式

Q2 計算式と計算解

一般に対流熱伝達の場合の熱抵抗Rncは次式で表されます。ここにhnc、Sはそれぞれ自然対流の熱伝達率と物体の表面積です。

自然対流の熱伝達率hncは大まかに1〜10 W/m2・Kの値を持っています。この値は、物体の高さHや周囲空気との温度差ΔTで変化し、物体の高さHが小さいほど、また温度差ΔTが大きいほど大きな値となります。
 垂直平板の自然対流熱伝達率hncは、文献を参考にして計算することができます。
 この問題の場合、(a) hnc=8.43[W/m2・K]、(b) hnc=7.34[W/m2・K]、(c) hnc=6.39[W/m2・K]となります。(※ 参考文献:横堀、久我共訳、ギート基礎伝熱工学、丸善、第7刷(1984))



 熱抵抗Rncと体積発熱量Q、雰囲気温度Taより、平板温度Tpを次式で計算できます。



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